Interview
地域No.1の薬局を目指して
2006年に新卒として楠公堂薬局に入社以来、勤務薬剤師として経験を積んだのち、管理薬剤師を任される。その後、店舗の立ち上げなどを経験。現在は20名の薬剤師が在籍する名谷店にて管理薬剤師として管理業務に従事。
2006年 入社
林 省吾
名谷店 薬局長
薬剤師16年目
入社から現在までの経歴
- 2006年新卒入社
- 2019年名谷店管理薬剤師
患者視点×風土=働きやすい環境
前向きになり帰ってもらえる薬局
ー入社した理由を教えてください
僕が新卒でこの会社を選んだ理由は、「患者さん目線な薬局だと思った」からです。
当時、僕は製薬メーカーも視野に就活をしていました。でも、やはり「薬剤師の資格を十分に発揮できる仕事に就きたい。」と思い10社くらいの調剤薬局を受けました。面接の際に「うつむき加減で入ってきたお客様が、前向きになり帰って頂けることがモットー」と聞きその方針にすごく共感しました。その方針・風土はもちろん現在でも変わっていません。診療報酬改正ごとに業務が少し変わったりしていますが、会社のコアな考え方の部分は変わっていません。
教育体制もしっかりしていて、新卒の薬剤師の方も安心して入ってこれる環境も変わっていませんね。店舗に最新の機械を導入して、対物から対人へ。環境を整え、患者さんに割ける時間が増え薬剤師としての職能も発揮できる環境です。
相手の立場に立って考え
全体を把握すること
ー普段の仕事内容と意識していることは?
現在、私が勤務する名谷店では薬剤師が約20名ほど在籍し、1日400枚ほどの処方箋を約200医療機関から応需しています。多くのスタッフがいる中で、現場に入り毎日スムーズにいくように薬局長として指揮を取っています。
職場の人間関係はモチベーションや業務の質、患者さんへの投薬姿勢にも影響するため、特に考え、工夫し日々行なっています。スタッフの些細なことでも聞くこと、自分から言わない子にはこっちから何を考えているか想像して、声をかけています。コミュニケーションの取り方は、人それぞれなのでそれぞれに合った対応を工夫しています。
基本的なことなのですが、相手の立場・気持ちになってみて考えることが店舗のマネジメントでは非常に重要で、漫画の吹き出しを想像して、店舗のスタッフがどう思ってるか、考えているかに気をつかっています。
隣の薬局の薬剤師よりも
「一歩」成長できる
ー会社の教育体制について
新卒教育に非常に力を入れています。まず本社で数日間、基礎的な研修を行なった後に、現場に入っていきます。本社での研修では社会人としての基礎や調剤過誤など座学を中心に学び、その後店舗では新人に対して必ず教育担当者が付きます。
楠公堂薬局の薬剤師はレベルが高い方が多いです。会社の方針として薬剤師の知識だけでなく、人間性や社会人としてという部分の教育に関しても力を入れているためだと思います。
究極、渡している薬はどこの薬局でも、一緒のものをお渡しすることになります。同じ薬+薬剤師でどのような感動や満足感を患者様に持って頂けるか。そこが薬剤師の仕事の面白さであり、難しい点です。その時に大事になってくる人間性や社会人としての部分を学べる環境です。
服薬指導後の会話がある
地域の薬局に
ー直近の目標は?
かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師という制度がなくても、患者さんの中で意識してもらえるような薬局になりたいですね。
ここきたら「安心して、帰れるわ〜」っていう薬局、「ありがとうな〜、また来るわ〜」という患者さんを増やしていくことをしていきたいです。
これからは在宅の時代になります。投薬の際の点だけ終わってしまうのではなく、持って帰ったあとのこともイメージして投薬できる薬剤師を増やしていきたいですね。その後の会話についてもしっかりできる薬剤師にになりたいし、そういう薬剤師を育てていきたいです。