兵庫・大阪で調剤薬局を15店舗展開の楠公堂薬局

楠公堂薬局

会社概要
Company

代表メッセージMESSAGE

楠公堂薬局の代表インタビュー
楠公堂薬局の代表インタビュー

継続性を持って
成長出来る企業であること

どのような医療制度でも生き残れる薬局に

1946年の楠公堂薬局創業から約70年以上が経ち、薬局も時代の変化とともにあり方を変えないといけません。近年だと処方箋受付件数が多いから「すごい」という時代は終わってきています。毎年、情勢も変わってくるので1年前の考えでは古い。一時的に会社が大きくなってもあとが続かなければ意味がないと考えています。

経営面では、医療制度が変わるタイミングで「成功体験を引きずらない」ことを意識しています。5年後を見越して、どんな医療制度でも生き残れるような薬局を作る。そのことがとても重要です。その際、根幹となる当薬局のあり方・考え方の原点は「心の付き合いがある街の薬局」です。経営戦略面では、利用者数の多い駅構内など周辺の人口構成や人口密度の高い立地での出店も大事な要素ではないでしょうか。

時代の変化という文脈では、最新の調剤機器の導入による機械化も進めています。直近では最新の一包化調剤機器を導入しました。機械で出来る事は機械に任せつつ、薬剤師の職能は服薬指導をはじめとする患者様との「心の付き合い」の部分で発揮し、点ではなく線で患者様と繋がれる薬剤師になって頂ければと思います。

楠公堂薬局の代表インタビュー

薬剤師が継続して
働くことができる環境づくり

定着率が高く、社員を大事にする風土

従業員の雇用という点でも、継続的に働ける環境があることはとても大事です。定着性を高めるために通勤、給与、勤務時間などの条件面の調整をはじめ、社員の声や現場の声が聞こえてくるような組織体制にしています。その結果かはわかりませんが、産休・育休からの復帰率が93%前後で16名が取得しています。

継続して働きやすい環境を作る一方で、新たに入社された薬剤師の方が「レベルの高い薬局だな」と思ってもらえるような薬局にしていかなければなりません。そのため、入社後の薬剤師の指導や教育には当然力を入れています。会社は従業員が勉強をしようというきっかけは作れます。ですが、そこから勉強を続けていけるかは会社の風土や環境、本人のモチベーションによって変わってきます。

その点、楠公堂薬局には「隣の薬局の薬剤師と比べて、ほんの少しだけ努力する」という風土があるので、入社1年が経った時には、1年前の自分とはだいぶ変わっていると思いますよ。薬剤師となって初めて仕事をした時の喜びを忘れずに、やりがいを持って働いて頂ける環境をこれからも作っていきたいですね。

企業理念・経営方針Corporate Philosophy

企業理念

  • 医薬品販売、処方箋応需等により地域包括ケアの一翼を担い、地域住民の健康に寄与することにより社会に貢献する。
  • 近代的医療システム(地域包括ケアシステム)の確立に向け、医療の担い手の一員として社会に貢献すると共に、薬局・薬剤師・薬局従事者の地位向上を目指す。

経営方針

  • 患者様を守る 患者(顧客)価値の維持・創造
  • いつの時代でも、どこででも通用する薬剤師・スタッフを育成する
  • 社員(スタッフ)を守り、安定した生活を保証する経営を行う
  • 努力し、頑張っているスタッフが報われる企業体質を維持する

私たちは患者様を守るという立場に立って、薬剤情報・服薬指導・薬歴管理に徹底して取り組んでいます。『薬剤情報』では薬の効能・効果や使用上の注意、保管上の注意はもちろんのこと、薬の相互作用と副作用情報(安心してお薬を服用していただくための安全性情報)を患者様個別に作成し、カウンセリングまたはアドバイスで理解と納得をしていただいた上でお渡しします。また調剤業務では機械化とICT化を進め、患者様には電子お薬手帳もお勧めしています。

『服薬指導』では異なった症状・処方内容の場合は勿論のこと、たとえ同じ症状・処方内容であっても患者様個々の立場に立ち、適切かつ親身になって指導を行います。また薬剤情報の内容は当然のことですが、生活習慣上の留意点,食事に関する注意等、薬以外のことを含め懇切丁寧に指導を行います。また必要に応じて患者様の服薬状況や副作用発現の有無を継続的に確認し、患者様の服用後の状態をフォロー、その処方内容が適切かどうかをチェックし、医師へのトレーシングレポートの報告などの業務にも取り組んでいます。継続した指導内容と患者様の個人情報(病歴・アレルギーの有無・併用薬・特記事項他)を電子薬歴に記載し、複数の薬剤師の内だれが対応しても瞬時に患者様の情報・状況を把握,その時々に応じた最適な指導ができるよう、徹底して患者様の情報管理を行っています。その他、清潔で温かみのある待合室の確保 ・プライバシーへの配慮(個人情報漏洩防止)などにも留意しています。

地域医療への貢献として、楠公堂薬局ではご自宅や施設などで療養される患者さまに対し、『在宅患者訪問薬剤管理指導(居宅療養管理指導)』への取り組みを行っています。在宅患者さまのお宅へ処方箋をもとに調剤した薬をお届けし、患者さまの病状はもちろんのこと生活環境に沿ったきめ細やかな服薬指導を行っています。訪問後はお薬の服用状況や効果・副作用の発現のみならず、睡眠や食事・生活状況にいたるまで医師及びケアマネジャーへフィードバックし情報を共有,より効果的で患者さまやご家族に負担のかかからない薬物治療が進むよう提案・サポートさせていただいています。

『地域包括ケアシステム』の一翼をになうため医師はもちろん訪問看護ステーションや訪問介護職員などの他職種、および地域包括支援センター等とも連携を取り、地域の皆様のお役に立てる地域薬局を目指しています。

会社概要Corporate Information

法人名

株式会社 楠公堂薬局

本社所在地

神戸市中央区相生町2-3-11

電話番号

078-341-2347

メール

contact@nankodo-pharm.co.jp

設立

1946年

資本金

1000万円

年商

55億円

代表者

代表取締役 植野光信

従業員数

計183名(内、薬剤師142名)男20名 女163名

事業内容

調剤専門薬局、化粧品専門店

主要取引金融機関

みずほ銀行・三井住友銀行他

主たる店舗開発パートナー

ジェイアール西日本不動産開発、神戸市開発事業団、
神戸地下街株式会社・神戸交通振興株式会社、兵庫県住宅供給公社他

主要取引先

アルフレッサ・メディセオ・東邦薬品・ケーエスケー・スズケン、神戸医師協同組合
東和薬品・榎本薬品、資生堂・カネボウ・コーセー・アルビオン他

沿革Corporate History

薬局名の由来と沿革

延元の戦い(1336~1340年)で、正義と忠義を示した人物、楠木正成公(大楠公)がまつられている湊川神社のある場所にて開局。その名をとり「楠公堂薬局」と名付ける。

1946年

神戸市中央区にて、1号店(OTC)・「楠公堂薬局」(現在の本社ビル)としてスタート

1959年

「株式会社楠公堂薬局」に組織変更。

1974年

OTC2号店

1975年

調剤専門薬局1号店をオープン

1997年

JR神戸駅構内に「楠公堂化粧品店(ビエント神戸店)」
(現在の「コスメティック楠公堂 プリコ神戸店」)

2005年3月

「JR加古川駅構内店」

2007年10月

「JR三田駅ビル店」

2010年5月

「JR玉造駅ビル店」を新規開局